GWも終わり、いよいよ繁忙期本番。

衣替えは進んでいますでしょうか。

クリーニングのし忘れが無いようにお願いしますね。

 

GW期間中の5日、「ある過去の行方」という映画を観に行ってきました。

派手さはありませんが、心理的に悩ますようなサスペンス。

結末に向かうにつれ二転三転とハラハラします。

2時間を越える映画ですが楽しめました。

 

この映画、予告編を見るとクリーニング店と思しき場所が撮られていましたので、フランスのクリーニング店の店内ってどんな感じなのかなーという思いもあって観に行ったのですが。

 

クリーニング店も舞台の中の一つとして出てきます。

「預ける前には付いていなかったシミが付いて帰ってきた」とのお客様からのクレームがあったり。

映画を見る限り、そのクリーニング店は店長さん夫婦とパートさんの女性の方で切り盛りされているようです。

(見えない部分に隠れているのかも知れませんが)

パートさんが万能プレス機を使ってアイロンプレスをしている場面もありましたし、乾燥機から衣服を取り出している所も見受けられましたから洗いから仕上げまでお一人でされているのでしょう。

店長さんは受付と包装、あと配達もされているようです。

しかし、このお店かなりの量をお預かりされているようです。

二人でこなすとなると・・・パートさんは相当腕の良い方ですね。

と変なところで感心していましたが。

こんな所で感心するのはクリーニング業者くらいですね。

 

さて、3月4月と歓送迎会があったからでしょうかネクタイの染み抜きをお預かりさせて頂く機会が増えています。

ネクタイに使用されているシルク生地は非常にデリケート。

一種、装飾品の様な扱いになるようなシルク生地のように僕には思えます。

ですので、負担を掛けたお手入れは避けたいものです。

染み抜き作業は生地に負担を掛けてしまいますので、出来ればドライクリーニングの洗い(やさしい洗い)の中で除去したい。

という事で、誤ってシルクネクタイにシミを付けたら迷わずに直ぐにクリーニング店にご依頼下さい。

放っておくとシルク生地へのダメージが大きくなりますよ。

 

それから、決してシミを取ろうとしてオシボリで拭いたりしないように。

色合いが変化してしまいますよ。