神戸ファッション美術館で開催されている「日本の男服-メンズ・ファッションの源泉-」を観に行ってきました。
明治からの日本の洋装文化の変遷が、当時の軍服や礼服などを実際に見ながら感じる事が出来ます。
戦後メンズファッションの代表としてアイビー・スタイルの洋服も展示されています。
VAN世代の方には懐かしいのではないでしょうか。
僕は当時の衣服の保管状況を見る事の方が楽しかったりするのですが・・・「黄ばみをキレイに出来るのになぁ」とか。
展示室入口付近には解体されたテーラードスーツのパーツや生地見本帳も展示されています。
テーラーの方の仕事を収めた映像も流されていて、これには見入ってしまいました。
良い資材と技術・手間暇を掛けて、着心地の良いスーツが仕立て上がるんですね。
会期は来年の1月7日までだそうです。
美術館3階にはライブラリーもあり、衣服関連の貴重な文献も閲覧出来ますよ。
さて、話は変わりましてクリーニングの事。
礼服(フォーマルスーツ)のお手入れはされていますでしょうか?
女性の方は一度着用すればお手入れされていると思いますが、男性の方は着用後もそのまま収納されている方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。
「一度着ただけだから・・・」と思われるのかも知れません。
忘れずにシーズン終わりにクリーニングされれば言いのですが・・・そう頻繁に着る機会もないですし、そのままクリーニングする事を忘れてしまったり。
長く放置しておいて、いざ着る段階になってシミや臭い、または虫食いの被害に遭ってたりする事もよくあります。
そうならない為にも、礼服(フォーマルスーツ)は着用後すぐのクリーニングをオススメします。
早めのお手入れは生地にも負担をかけずにシミ・汚れを落とす事が出来ますからね。
クリーニングのし忘れの無いように。